第一種衛生管理者免許を取得したことでこんな変化が・・・

第一種衛生管理者免許を取得することで得られるメリットは何ですか?

 

100%の人がそうだとは言い切れませんが、第一種衛生管理者試験を受ける人の多くは、会社からの指示によってだと思います。

 

そのため、第一種衛生管理者免許を取得することで得られるメリットは出世や昇進の条件を満たすことです。

 

実際の業務としては、名ばかり的なところがあり、特にこれと言って衛生管理者らしい仕事をするというわけではありません。

 

資格取得する以前と以後で変わることは特にない場合がほとんどで、普段の業務をこなすだけです。

 

また、第一種衛生管理者免許を武器に転職をしようと考えることはまったくもって現実的ではありません。

 

その理由は第一種衛生管理者免許は「食べていける資格ではない」からです。

 

弁護士や公認会計士などは多かれ少なかれ食べていける資格ですが、第一種衛生管理者はこの資格のみで独立をするということなどはあり得ません。

 

(もちろん取得までの難易度もとても低いのですが。)

 

何か他にスキルや資格があった上で、「第一種衛生管理者も持っているんだね」というようなプラスアルファ程度の役割をなすのが限界です。

 

私も過去に転職の求人票を見た時期がありましたが、募集要項に「第一種衛生管理者」という言葉を見たことはありません。

 

現実的に得られるメリットとしては、会社が新しい工場を建設するときなどそこに衛生管理者の設置が必要となった場合、その工場への勤務を命じられるなどです。

 

このとき、多くはひとつ上のポストを与えられるはずです。

 

ここからは私だけかもしれませんが、私の会社は資格の取得によるお祝い金制度というものがあり、私は第一種衛生管理者免許を取得したことでお祝い金3万円をもらうことができました。

 

これだけで受験料や参考書の費用はすべて回収し、お釣りがきました。

 

私のように資格取得に対する祝い金制度がある会社の場合は、第一種衛生管理者は短期間で簡単に合格することができるので、このようなお小遣い稼ぎにもいいかもしれません。