第一種衛生管理受験時の提出書類と事業者証明書のもらい方

事業者証明書など受験時に必要になるものをまとめました

衛生管理者試験の受験時に必要な提出書類とは

 

 

・免許試験受験申請書(所定の用紙に記入したもの)
・試験手数料6,800円(税込 ※正確には非課税)
・証明写真1枚(30mm×24mm)
・本人確認証明書(自動車免許証のコピー)
・大学もしくは高校の卒業証明書のコピー
・事業者証明書

 

※事業者証明書の原本は免許試験受験申請書の中に入っています。

 

免許試験受験申請書の入手方法

 

 

会社から衛生管理者試験を受けるように言われた場合は、会社から免許試験受験申請書をもらえるはずです。

 

もしもらえない場合は、会社の人事部に問い合わせてみてください。

 

会社からの指示ではなく、自身で受験を希望する場合は、以下の表に示した全国7箇所の安全衛生技術センターまで取りに行く、もしくは郵送で送ってもらうよう依頼する必要があります。

 

平日しか安全衛生技術センターが開いていないこと、全国7箇所しかないことを考慮すると、ほぼすべての人が郵送で送付してもらう形になるかと思います。

 

自分の地域の管轄の安全衛生技術センターに問い合わせてください。

 

安全衛生技術センター名住所電話番号
北海道安全衛生技術センター北海道恵庭市黄金北3-130123-34-1171
東北安全衛生技術センター宮城県岩沼市里の杜1-1-150223-23-3181
関東安全衛生技術センター千葉県市原市能満20890436-75-1141
中部安全衛生技術センター愛知県東海市加木屋町丑寅海戸51-50562-33-1161
近畿安全衛生技術センター兵庫県加古川市神野町西之山字迎野079-438-8481
四国中国安全衛生技術センター広島県福山市新涯町2-29-36084-954-4661
九州安全衛生技術センター福岡県久留米市東合川5-9-30942-43-3381

 

事業者証明書のもらい方について

 

 

衛生管理者試験の受験資格には9つあり、このうちのいずれかに該当をしている人のみ受験することができます。

 

ここでは9つの受験資格について説明をしませんが、もっとも多くの人が該当する受験資格が以下のものです。

 

学校教育法による大学(短期大学を含む)または高等専門学校を卒業した者で、その後1年以上労働衛生の業務に従事した経験を有するもの

 

これを簡単に言うならば、大卒程度の学歴で労働衛生の業務を1年以上した人ということです。

 

それゆえに上に書いた提出書類のところに、「大学もしくは高校の卒業証明書のコピー」という学歴の証明書があるわけです。

 

この「労働衛生の業務を1年以上した」という証明が事業者証明書になります。

 

これはここだけの話ですが、実際に労働衛生の業務をしていたかは関係がありません。

 

会社からの指示で衛生管理者試験を受けることになった場合は、会社は無条件でこの事業者証明書にサインをしてくれます。

 

また、自分自身で受験をする場合も、免許試験受験申請書の中にある事業者証明書の原本を提出すれば会社は必ずそれにサインをしてくれます。

 

理由は簡単なことですが、あなたが衛生管理者試験を受け、合格することは会社にとってプラスになることなので受験させない理由がないからです。

 

提出先は直属の上司、もしくは人事部になります。

 

提出する証明写真には注意をしよう

 

 

衛生管理者試験に合格すると、以下のような免許証が発行されます。

 

第一種衛生管理者免許証

 

提出した証明写真がそのままこの免許証の写真になるので、しっかりとした写りのものを提出するようにしましょう。

 

今現在、転職などをする気がないとしても、もしかしたらいつかは転職をすることになるかもしれませんので、無精ヒゲや茶髪などの証明写真は提出しない方が無難です。